日本でも大人気! 80年代生まれのメンバーによるR&B/ヒップホップ系グループ・Pretty Ricky

2015年に再始動して注目が集まっているグループ
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2019.11.19 21:00

80年代生まれのメンバーによるR&B/ヒップホップ系グループ・Pretty Ricky


メンバー全員が80年代の生まれであるアメリカのR&B/ヒップホップ系グループPretty Ricky(プリティ・リッキー)は、2005年のデビュー以降、大活躍をしてきた。2012年にいったん解散するが2015年に再始動し、良質のシングル作品を発表してニューアルバム発売にも期待がかかる彼らの歴史とは?




フロリダ州にて80年代に生まれた4人によるグループ


Pretty Rickyは、アメリカのフロリダ州発祥の4人組R&B/ヒップホップ系グループだ。ポジションの内訳としてはラップ担当のメンバーが3人で1人がボーカルを担当しているが、ラッパー3人は異母兄弟である。その中で、まずボーカルについては1997年の結成時点では兄弟ではないPleasure P(プレジャー・P)ことMarcus Ramone Cooper(1984年生)が務めていた。その後、2007年にPleasure Pがグループから離脱し、4 Playという人物が後継者に選ばれたがすぐに離脱、2015年に再びPleasure Pがグループに復帰したという経緯をもつ。


続いて異母兄弟であるラッパー3人については、Baby Blue(ベイビー・ブルー)のほか、Spectacular(スペクタキュラー)・Slick'em(スリック・エム)の3人で構成される。メンバーは全員が1980年代の生まれで、同世代となる80年代のリスナーを主なターゲットにしている。



2005年にメジャーデビュー


1997年に本格始動したPretty Rickyは同年、あるインディーズレーベルと契約。その後、様々なゴタゴタがあって契約後になかなか作品を発表できない状態が続いていたが、2003年にようやくアルバム『What They Call Em』をリリースする事が出来た。


その後、メジャーレーベルとの契約のチャンスを掴んでメジャー1stアルバムの制作期間に入り、2005年初めに作品が完成。その中からキャッチ―で万人受けしそうな「Grind with Me」を先行シングルとして4月にリリースすると、全米ラップシングルチャートで2位にランクイン。さらにR&Bチャートで6位・総合チャートで7位に入るメガヒットを記録した。続いて5月にメジャーファーストアルバムをリリースすると、こちらもラップやR&B部門のチャートにてトップ10入りを果たす。




2007年発売のメジャー2ndアルバムが大ヒット


2005年にリリースしたアルバムの大ヒット、そしてアルバム発売後にシングルカットされた曲も売れた事により、2006年までにPretty Rickyの人気はかなり高まった。2006年に入るとメジャーセカンドアルバムの制作に取り掛かり、この作品が2006年秋に完成する。


完成した作品の中から、まず「On the Hotline」という曲を2006年11月にリリースすると、この曲がアメリカで大ヒットした。満を持して年明けの1月にメジャー2ndアルバム『Late Night Special』をリリースしたところ、この作品は各部門の首位を獲得しただけでなく総合チャートでも首位に輝く。この作品は、グラミー賞などの主要音楽賞にノミネートされる事はなかったが、大ヒットした事により人気R&Bグループとしての地位を確固たるものとした。


なお、2008年には1980年代のリスナーに向けた『80's Babies』という作品のリリースが決定していたが、当時のボーカルのグループ離脱によって発売が中止。結局、この80年代生まれのファンに向けた作品は、その後遅れてリリースされる事もなく完全にお蔵入りとなった。




2010年代のPretty Ricky


1980年代生まれのリスナーをメインターゲットにするPretty Rickyというグループは、2人目のボーカルの離脱を受けて迷走し始め、2012年にはいったん解散。しかし、2015年にはPretty RickyのオリジナルメンバーであるPleasure Pをボーカルとして呼び戻し再始動。復活後に良質のシングル作品を発表しているため、ファンからは久しぶりとなるオリジナルアルバムの発売が待ち望まれている。



written by 編集部


photo: youtube


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