あの新鋭Mall Grabが1周年ゲストに! 若者音楽カルチャーを作る「CYK」のNariとKotsuが語ってくれた「CYKとは何か?」

今年だけでAvalon Emerson、Courtesy、NachtbrakerやMall Grabの豪華ゲストを呼んだ若手DJコレクティブの代表にCYKの活動について語ってもらいました!
SHARE
2017.11.30 10:00

東京を拠点に、勢いある若手DJたちを招聘して活動する、ハウスパーティーコレクティブ「CYK」。彼らが2017年だけで呼んだラインナップは、Avalon Emerson、Courtesy、Nachtbrakerとかなりの充実っぷり。そして、12月8日(金)には、活動1周年を記念したアニバーサリーイベントを主催、ゲストにはインディペンデントな活動で注目される若手ハウスプロデューサーMall Grabを連れてきます。豪華すぎるアーティストを呼び、朝まで東京を踊らせる、注目すべきCYKのメンバーであるNariとKotsuに、これまでの活動を振り返ってもらい、1周年を迎えたその先についてお話ししました。



*All photos by Marisa Suda


AMY 先ずは、自己紹介をお願いします!


NARI CYKのNariです。DJを始めたのは東京に出てきてからで、5年目になります。当初からハウスのDJをしていて、その他にはアンダーグラウンドのヒップホップパーティーのレギュラーもやったりして、そこからは自分の「CYK」というパーティーを始めた。と、いうのが簡単な流れ。


AMY アンダーグラウンドヒップホップのDJ?


NARI そう。でもハウスのDJと並行してやってた。


KOTSU CYKのKotsuです。僕はDJを始めて4年目。去年の10月からCYKが始動し初め、そこからハウスのプロデューサーが出演するパーティーに呼ばれるようになった。結構2010年代以降のアーティストのサポートに回ることが多い。でも、自分のDJスタイルが固まったのが去年の半ばくらいで、そこからは、自分のやりたいスタイルでやっていくうちに結構ブッキングしてもらうことが増えた。今ではありがたいことに月に10本くらいやらさせてもらっています。


AMY CYKとは何ですか?


NARI それはこっちゃんの方が言えるかな。




KOTSU 東京で小規模なパーティーを主宰して、メンバーのNaoki TakebayashiそしてDJ No Guaranteeと共演し、そこで色々な現場を見ていくうちに、みんな好きなジャンルが共通してたり、好きなプロデューサーが被ってたり、すごくバイブスが似ているところがあった。「この四人だったら面白いパーティーできそうだねって」と話が盛り上がってた頃に、ちょうどNachtbrakerが来日した。Nachtbrakerをサポートするパーティーを探しているってなった時にNariにも話がきたのね。それで、この僕らでパーティーをやって、それがすごくハマった。去年の9月から本格始動して、12月には6回目のパーティーを開催する。呼んでいるプロデューサーも、結構ジャンルレス。最初はディープハウスとビートダウンのプロデューサーのNachtbraker、2回目にAvalon EmersonとCourtesy。この二人は一時間ずつソロでプレイ、一時間をb2bでやってもらったんだ。基本的には二人ともテクノの人だけど、ハウスやエレクトロなテイストもあったり、幅が自然と広がっていった。すごい良いパーティーだったよ。


NARI 僕がアンダーグラウンドのヒップホップのパーティーとも繋がってたから、Midoriとも出会えた。それをきっかけでフランスのLa Mamie’sっていうクルーにも繋がって。彼らの初来日のイベントをTimeOut Caféでやった時には、Hugo LXも出てもらった。そのイベントから、グッと海外と繋がっていった感じですね。


KOTSU そのイベントで初めてCYKのb2bセットをやってみたんですよ。CYKはみんなDJのスタイルは違うし、出てるパーティーも結構バラバラな時もあるけど、b2bやるとすごいクオリティなんだなって、その時実感できた感はある。8月には「Money $ex Records」や「AVA」からリリースしてるHodiniの来日パーティーを一緒にやったんだよね。


NARI 彼は別名義のHulk Hodnでヒップホップのトラックメーカーもやっている。


KOTSU 彼を8月に呼んだ時にSauce81さんに出演してもらった。何でSauce81さんだったかというと、Sauce81さんを未だ見たことないような、最近クラブ遊びをはじめた若い子達がCYKに来てくれてる印象があったから、そういう子達にSauce81さんを観て欲しかった。その時もCYKでb2bやったりもしたし。その時はDOMMUNEでもDJで出させてもらったよね。


NARI 僕は、初めてCYKとしてDOMMUNEに出たのは、Nachtbrakerが来た時で、その時は僕とDJ No Guaranteeがプレイしたんだよね。


KOTSU 8月のDOMMUNEでCYKのb2bをやってみて、そこでやっと「b2bいいじゃない」って自信がついた。これはCYKのSoundcloudにも載っている。そこからCYKとは何かって言われたら、言葉ではなく、プレイスタイルとして伝えていこうというきっかけになった。で次が11月か。


AMY 1周年パーティーですね!




KOTSU 1st Anniversary Vol.1として、Nachtbraker、他には来日していた「Church」というレーベルを主催しているSeb Wildbloodというディープハウスのプロデューサーを呼んた。あとは、僕らのCYKのb2bで、会場はをWWWβ。フロアもパンパンで良い感じだった。「俺らもこんなに盛り上がるパーティーがつくれるんだ!」というのは思ったりとか。


NARI CYKに出演してくれるアーティストがみんな超ハッピーになって帰ってくれるたのがめっちゃ良いと思ってる。


KOTSU CYKで上がるところはプロデューサー達が楽しんで帰ること。東京の思い出を良くするみたいなところをCYKがサポートしてるって実感してる。特にNachtbrakerとSeb Wildbloodの姿を見て強く思った。


NARI 次は第二回目のアニバーサリーパーティー。前回が時期的にには本当に1周年だけど、次が年内ラストのCYKイベントなので。


KOTSU 待望のMall Grab。


AMY 二人とも言いながら、超笑顔なんですけど(笑)。


CYK(笑)。




NARI Mall Grabはずっと呼びたくて、1年半くらいずっと声かけていた。来る?来ない?みたいな。幻の来日情報があって、相当火がついた。


KOTSU Mall Grabは、海外で人気あるDJなんだけど、それだけじゃなくって、彼が参加してるレーベルって若くてインディペンデントなスタンスなんだよね。そういう意味で、2010年代以降のアーティストを僕らはサポートしなければとCYKの中でも共通認識としてある。だから僕らにとってMall Grabはスターでもあり、同世代でもある。東京で僕らが同世代でやれることっていうのは素晴らしいし光栄なことだ。なおかつ、Mall Grabの先にやっぱりちゃんとハウスシーンがこの世代でちゃんと盛り上げようってことを示すためにすごい重要だなと思ってるから、色々チェックしてもらえれば。Mall Grabはラッキーだったよね。


NARI ずっと俺らは思い続けてきたからね。必然だったかもしれないし。


AMY 今後はどういう方向に行くんですか?


KOTSU あくまでもブレず、若いDJ、若いレーベルをサポートしたい。


NARI 逆に自分らがあっちでやっていくのも2018年は考えたいよね。


KOTSU 海外でやってみたい。


NARI 話も無くは無いから。でもまずは日本を優先的に。


KOTSU あとは、CYKのお客さんって、かなりファッションやアート、クリエイティブなものに敏感な子達が集まるって印象がある。だからパーティーもプロデューサーやDJだけじゃなくても、クリエイティブなことをやってるDJクルーを呼ぶっていうのもすごいアリかなって思った。名前とかそういうところにこだわってはないし、良いパーティーを作れれば。


AMY インタビュー始まる前に、KotsuがCYKのブランディングやクリエイティブにこだわりがあるって言ってましたが、それについて聞かせてください。


KOTSU フライヤーを毎回作らさせてもらっていけど、来日するアーティストのイメージをモチーフに、80−90年代のハウスやテクノパーティーであった感じのアナログなビジュアルを2010年代的に解釈して作っているから、チェックしてもらえれば。あとは、別に僕らはそうしてとは言っていなけど、毎回パーティーの写真を撮ってくれる人達は、みんなフィルムカメラを使ってて、そのアナログの質感がクリエイティブに出ているとも思う。Mall Grabの来日に関しても、普段僕らが遊んでるとこでは見ないようなビジュアルをできればなあと。例えば、VJとかもちょっとアナログチックにしたりとか。




AMY VJは決まっていますか?


KOTSU Tokyo VitaminのKenchanという人がいて。


AMY Kenchan! block.fmのパーティー「Shake the block」でフォトグラファーして頂いた。Mall Grab当日のフォトグラファーはいつもの?


KOTSU (12/2のShake the blockにも参加してくれる) Marisa。装飾は「LOYALITY FLOWERS」というプロジェクト名で、この間「district 24」という展示会にも出展したことで注目されたチーム。


AMY 結構がっつり考えていますね。


NARI もう休むところはあんまり作りすぎないほうが良いと思ってる。とりあえず、みんなにMall Grabを見て欲しいよね。年内最後のお年玉的な。


KOTSU 上から目線だけどね。(笑)


AMY お時間ありがとうございました。私も楽しみにしています!


* * *


『CYK 1st Anniversary Vol.2 Feat. Mall Grab』 は12月8日(金)にCircus Tokyoで開催。



Facebookオフィシャルイベントページはこちら


All photos taken by Marisa Suda. 

Written by Amy. 

SHARE